2015.9 Dallas, 人生初海外単独行動の巻

このまま暖かくなって収束かと思われたコロナ禍はこの時期にきてまた感染者が増加傾向となりました. なかなか収まる気配がありません.
残念ながらまだまだどこかへ行ける気がしないです…ワクチン接種はいつの日か…

そういう中、どこかに行きたい虫を抱えている自分の気を紛らわせるために書いてます.
2015年9月にダラスに出張の合間にダウンタウンを観光した記録です.

最後までお付き合いいただけると幸甚です…

2015.9.13 成田, トラブル続きの初日

突然決まったダラス出張、じつはこの前月も米国出張してたのでまさかとは思いましたが.

日本から数人で現地のネットワークを使っての評価作業.
急に決まったので同行する人たちとは同じ便がとれず、一人だけ
成田→サンフランシスコ→ダラス
の便を予約しました.

かなり時間的に余裕をもって成田に向かいました.

ところがですよ, 空港に到着する直前、スマホに衝撃的なメイルが来てて…

搭乗予定の便がキャンセル!?

半信半疑で空港カウンターに行くと、やはり予定してた便がキャンセルされ、代替で

成田→ワシントン→ダラスを用意した
いまから30分後に出発だから急いで!

と言われカウンタの係員に付き添われ大急ぎで出国手続き、保安を通過.
なんとか代りの便に乗り込みました.
座席はプレミアム・エコノミーに変更されてたのは不幸中の幸い.

ドタバタしてやっと落ち着いたのは機内食が運ばれてきたときでした…

2015.9.13 ワシントン到着

12時間のフライトでワシントン・ダレス国際空港に到着.

人生初の単独海外渡航、そしてトランジットで全く余裕無し.
この写真撮るのが精一杯でした…

広い空港内をどうやって移動して、入国審査して国内線に乗り込んだか今一つ記憶が定かじゃありません. とにかく余裕なかった…

なんか悪い予感がしましたが…それが見事的中するとは…

2015.9.13 ダラス到着

なんとか無事ダラス・フォートワース国際空港に到着.
日本から同行した他の方々も空港ロビーで待ちくたびれたご様子…
だいぶお待たせして申し訳ないです…

ここでまたまたトラブル

スーツケースが出てこない…

まさかまさかの人生初のバゲッジロストをこんなところで遭遇しなくてもいいのに…
…と思いましたが、ユナイテッド航空の窓口に行ったら

「あんたの荷物、セキュリティチェックが間に合わなかったんでまだワシントンにある」

とのこと…やれやれ、とりあえずホテルの住所を伝えて後日配達してもらうことに…

請求すれば簡単な洗面用品などくれるらしいと後から知りました. もらっておけばよかった

ホテル到着

宿泊先はダラス校外から車で30分くらいの距離にあるルイスビルという都市.

部屋は広くて快適.
ホテルの窓から外を見た景色、空が広すぎます.

まさかの居残り決定…

現地の評価の結果、どうしても自分が担当している部分の問題が解決できません.
滞在予定が終わる金曜になっても解決の糸口が見つからない厳しい状況.

金曜夜の日本サイドの電話会議の結果、

  • 次週もトラブルシューティング作業継続
  • 他のメンバーは予定通り帰国、自分だけ居残り
  • 来週からダラスの作業エリアは使えなくなる. 月曜からはミシガンで作業
  • 来週一人応援のメンバを日本からよこす

…ということに決定.

これはしかたありません、自分の責任です. やるしかありません.

週末の過ごし方 in Dallas

土曜日の朝.

早々に帰りの便の変更と、ミシガンまでの便を予約して腹を決めました.

日本に帰る皆さんをホテルでお見送りした後, ホテルのプリンタを借りてミシガンまでの Eチケットを印刷して一息.
移動は日曜だし、この機会をつかってダラスのダウンタウンに観光に行こう!と決めました.

行くぜ、人生初の海外単独観光!

その前に月曜からの作業に必要そうなものをホテルの近くのBest Buyで購入.

ホテル周辺の景色

Guitar Center 発見

Best Buy 買い物を終えたら隣に Guitar Center を発見!

どこの国でも同じなんでしょうか. 私と同じくらいのお父さんが子供を連れてギターを物色してる週末の午前、平和な光景が見られます.

品ぞろえはショッピングモールに入っているような某楽器屋さんと同じ感じでした.
値段もおおよそ日本と同じ.

エフェクターなら買って持って帰れるか、と思い値段を見ると日本で買うより若干高いような気がしてます. うーん、ここでも円安の影響…

店員さんに無理行って、日本に無いものないですか?と聞いてみたら、ピック職人がカスタムメイドで作ったピックなんてどう?と勧められました. たしか$7くらいだったはず.

材質の固さや厚さからこれを買ってきました. ただ、もったいなくてまだ使ってません…

Guitar Center のピックがあったので、これいくら?と聞くと、宣伝用だからあげる、とのこと. なんとも太っ腹!

2015.9.19 ダウンタウン観光へ

買物を終えてホテルに戻り、フロントにダウンタウンに観光したい旨を伝えると、地図上にお勧めの場所をピックアップしてくれました. タクシーを呼んでもらい、早速出発.

ホテルからダラス・ダウンタウンまでタクシーで30分程度、料金は$50くらい.

最初に勧められた Sixth Floor Musium 周辺でタクシーを降りて散策.
1963年にケネディ大統領が暗殺されたのがダラスで、狙撃したのがこのビルの6階.
JFK大統領の生涯、功績を振り返る博物館として保存しています.

JFK大統領の人気はいまでも絶大で長い行列ができてたので見物は後で.

Old Red Museum of Dallas County History & Culture

まず、ホテルのフロントのお姉さんに聞いたのが、ここの1階に観光案内所行って相談してみろ、ということでした.

Old Red Museum of Dallas County History & Culture というダラスの歴史博物館です.

ここの観光案内書のおばさんがとても親切でいくつかアドバイスをくれました.

  • 英語が分からなくても楽しめるところはないか?と聞くと
    ダラス美術館がいいよ、とのこと.
  • ホテルはどこなの?と聞かれ ルイスビルだよ、と言うと、
    近くまでローカル鉄道があるからそれに乗って終点の駅でタクシーに乗るといいよ.
    タクシー会社の番号はこれ , と電話番号を書いたパンフレットを頂き
  • 市内の移動はDARTライトレールが便利、一日券を買うと乗り降り自由でお得、
    その切符でルイズビルの終点駅まで行ける、とも教えてくれました.

まずは DART ライトレールの1日券をホームにある自販機で買ってダウンタウン観光スタート!

ダラス美術館

観光案内所のおばさんレコメンドのダラス美術館 (Dallas Museum of Art) に行ってみます.

入り口にいた案内のおじさんが言うには

「地下にある特別展示以外は全部無料

とのこと.

Texas Instrument のような地元有名企業の寄付によって成り立っているそうな.
アメリカの底力を感じた一瞬.

素晴らしいコレクションを目の当たりで観る、至福のひととき.

美術の教科書に載っているような有名な作品を目の前で見ることができてホント感激!!

The Abduction of Europa / Jean Baptiste Marie Pierre

何の心の準備もなくモリジアニの作品が目の前にあります…信じられない

Boy in Short Pants / Amedeo Modigliani

そして、ピカソの作品も見ることができました.

The Guitarist / Pablo Picasso

美術の教科書に必ず出てくるモンドリアンの作品.

Composition with Large Blue Plane, Red, Black, Yellow, and Gray / Piet Mondrian
Place de la Concorde / Piet Mondrian
Takenouchi no Sukune Meets the Dragon King of the Sea / Sanseisha Company
Emma in a Purple Dress / George Wesley Bellows
Model for Flying Colors / Alexander Calder


思いがけなくピカソ、モリジアニなど著名な作品を見て感激したのと,
歩き疲れてお腹もすいたので美術館内のカフェで軽い昼食.

美術館から外のダラスの街角の景色が素晴らしい!

Dallas
Dallas

ダラスの街歩き

美術館を後にしてダラスの街中を散策します.

Cathedral Santuario de Guadalupe

ウエストエンド歴史地区.

West End Historic District

突然あらわれた巨大な目
人間の眼球を写実的にかたどった高さ 30 フィートのグラスファイバー製オブジェだそうで…何の目的でつくられたんでしょうか…

Giant Eyeball

Bank of America Plaza、74階建てのビル. かなり遠くからでもよく見えます.

Bank of America Plaza

ダラス・ダウンタウンのほぼ中央にある ジョン F. ケネディ・メモリアル・プラザ

HISTORY OF JOHN F. KENNEDY MEMORIAL PLAZ

ダラス市街にトロリーが走ってます.
非営利組織であるMcKinney Avenue Transit Authority(MATA)によって運営されていて、運賃は無料です…という話を聞いたんですけどちょっと自信なくて乗る勇気なかったです…残念

古い列車が大事につかわれています. 乗ればよかった…(後悔)

The Sixth Floor Museum

午前中に混雑してたThe Sixth Floor Museumですが、夕方になって空いてきたので見学.

The Sixth Floor Museum


日本語版のレシーバーを入り口で借りて内部を見学します.

日本語の解説を聞きながらの展示で今まで知らなかったことが良くわかります.
様々な改革をスピード感をもって取り組んだことで今でもJFKは人気があることが分かったのと同時に、矢継ぎ早の改革によって当時、敵も少なく無かったとのことです.

ケネディ大統領が暗殺された1963年は私が生まれた年でもあります. ここに来れたのも何かの縁のようなものを感じます.

博物館の窓から狙撃された現場をみることができます.
狙撃犯は一体何を考えていたんでしょうか…

そして、大統領を乗せた車列はここからやってきました.

道路の真ん中に×印があるのが暗殺現場です. 60年近く経過しているのですが生々しさを感じます.

博物館の最上階には巨大な大統領夫妻の肖像画が展示されてました. これ、釘で描かれているんです. 素晴らしい.

最上階からダラスの街を見ます. 空の広さに驚きます、やはりアメリカなんだなぁ.

DART Green Line で帰るとするか…

観光案内所で教えてもらったとおり, DART Green Lineでホテルの最寄駅, North Carrollton まで行きます.

ダラス市街は路面電車として、そして郊外へ近距離列車として運転されてます.

市街から終点の North Carrollton までだいたい40分くらい.

正直どんな人が乗ってくるんだろ? 、ちょっと治安上不安なところもありましたが杞憂でした.
買い物帰りとおぼしき老夫婦や、最寄りにサイクリングコースがあるのか、自転車といっしょにサイクルウェアで決めたグループなどが利用してます.

安全のため、旅行者の雰囲気を隠して、いかにもこの辺に住んでますオーラを出して車内ではおとなしくしてました. そのため写真も無し.

夕日で色づく郊外の景色を見ながら短時間だけど列車の旅を楽しんでました.
海外の列車の旅、あこがれるなぁ…

North Carrollton 駅にて…うーん困った、ピンチ!

終着駅 North Carrollton 駅に着いたのが 19時ころ. あたりは薄暗くなってきてます.

観光案内所で教えてもらったタクシー会社に電話してみます.

ワイ
もしもし, North Carrollton 駅にいるんですけど、タクシーお願いします.

タクシー会社担当A
え!? なんです?

ワイ
いや、せやから North Carrollton 駅にいてるんです. N O R T H C A R R O L L T O N 駅!

タクシー会社担当A
え、何言ってるかわからん, 君どこの国の人? スペイン人?

ワイ
日本人ですけど.

タクシー会社担当A
ちょっと待っき, 担当呼ぶから

…と日本語が話せる人が出てくるのかなぁ、と期待したんですけど, 英語で話す人でした.
結局は

タクシー会社担当B
君何しゃべってるのかわからんからタクシーは出せませんわ
さいならー

…と一方的に電話切られてしまいました.

ワイの英語こんなにだめなんだぁ、薄々感じてはいたけど(笑)

大ピンチ!です

天を仰ぐと半月が光ってました. 駅のまわりは大きな駐車場だけ.
それ以外は何もありません. ここからホテルまで歩いて行けない距離でもないかも.
でも治安上駄目だよなぁ.

…と考えていると向こうから歳のころなら30代くらいのご夫婦?がやってきました.
郊外の家から車で駅まで来て、DART Green Lineでダウンタウンまで行く人が多いようです.

その旦那さんに「ワイのブロークンなイングリッシュのせいでタクシー会社に断られた、
すまんけど代わりに電話してくれへんか?」と懇願.

まぁ、火事場の馬鹿チカラといいましょうか、よく通じたものです.

旦那さんがタクシー会社に電話していただいている間、列車の発車時間が迫ります.
奥さんが電車から騒ぐのが聞こえます.

列車が出発する直前にタクシー会社と話が付いたようです.
携帯をワイに投げてよこして「あと20分でタクシー来るって」と叫びながら列車に飛び乗りました. ありがたい!

20分ほど誰もいなくなったがらーんとした駅でタクシーを待ったところ、
やってきましたタクシー. 助かったぁ~

2015.9.20 デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港

やっとの思いでホテルに戻り、翌日のミシガンへ移動の準備をします.

North Carrollton 駅のタクシー事件で自分の英語力にすっかり自信を無くして
さて単独国内移動できるのかしら?と思ってました.

タクシーでダラス・フォートワース国際空港に到着.

案ずるより産むがやすし、意外にスムーズに搭乗できました.

でもなんかかんとか無事にデトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港に到着.

空港内で久しぶりに見た「日本語」. これ見てホントに「ほっと」しました.
たった半日だけ日本語を話さなかっただけなのに…
こんなに日本語で書かれたものがありがたいのかぁ! 

日本から応援で来た人とも無事空港で合流.

次の週、あれほど原因が分からなかったトラブルも無事解決.
予定の作業も終えて無事帰国することができました.

今から考えても大変だったけどかなり貴重な経験できたなぁ、と思ってます.
短時間ではあったけど海外の列車の旅(?), もう一度体験したいです.