Spotify で偶然耳にしたAlina Engibaryan.
この方の2018年にリリースされたアルバム We Are がめちゃめちゃ良くて、最近こればっかり聴いてます.
最近のワイの激推しアルバム.
Table of Contents
We Are
1993年ロシア生まれの女性ボーカリスト Alina Engibaryan のセカンドアルバム (3作目かも?)
4年前の今日, 2018年2月16日にリリースされた本作品からタイトル曲 We Are.
CD等の固定メディアでの販売は行っていないようで, Amazon, Apple Music などからダウンロードで入手するしかないようです.
ワイのような古い人間にとってはちょっとだけ辛い(笑)
(こちらからCDで買えるようですけど、日本から買えるかどうかはちょっと分かりません…)
参加ミュージシャンは以下の通り
- Alina Engibaryan (vo)
- Taylor Eigsti (p)
- Michael League (b)
- Larnell Lewis (d)
- Chris Potter (ts,ss)
こちらの情報を参照しました.
リズム隊が、特にベースのMichael Leagueの演奏がめちゃカッコいいい.
先の動画では Alina Engibaryan がエレクトリック・ピアノを弾いてましたが、アルバムでも演奏してるんでしょうか?
ボーカルももちろん素晴らしいのですが、このエレクトリック・ピアノのソロもめちゃくちゃカッコいい.
Alina Engibaryan の華々しい経歴
こちらにある彼女の紹介文を(Google)翻訳したもの
2012年、彼女はアムステルダムで開催された、国内最大級のジャズコンクールの1つであるPrinses Christina JazzConcoursのファイナリストでした。翌年、アリナはオランダのボーカルコンクールのファイナリストとなり、ヨーロッパのジャズシーンで彼女の腕前を確立しました。
彼女の若い年齢にもかかわらず、アリナはすでにヨーロッパ、アジア、アメリカでレコーディング、演奏、ツアーを行ってきました。彼女は2011年のデビューアルバム「WhenTheSunRises」と2016年のレコード「DrivingDownTheRoad」のリーダーとして聞くことができます。
2009年、エンギバリアンはソリストであった東西ヨーロッパのジャズビッグバンドを含むいくつかの国際的なビッグバンドプロジェクトに参加し、ドイツ、セルビア、チェコ共和国でツアーを行いました。彼女の現在の状況は、今日のジャズの偉人たちと一緒に彼女が行ったフェスティバルやツアーに最もよく反映されています。これらには、ブラッドメルダウ、チャーリーハンター、マーカスミラーとのノヴィサドジャズフェスティバルでのパフォーマンス、デニスローランド、ジェリーバーガンジ、ウィクレフゴードンとの東ヨーロッパツアーが含まれます。
アリーナは生涯歌い続けており、音楽家の出身です。祖父は世界的に有名なロシアのジャズドラマー、ニコライ・ゴンチャロフです。彼女は早くも2歳で歌い始め、ロストフにある有名なキム・ナザレトフ音楽学校を可能な限り最高の成績で卒業しました。 18歳のとき、アリナはオランダでジャズボーカルの勉強を始め、Jd Walter、Francien van Tuinen、RubenHeinと一緒になりました。ボーカルパフォーマンスの学士号を取得した後、アリナはプリンスクロース音楽院で勉強を続け、ビッグバンドジャズアレンジメントの学位を取得しました。
2015年、アリナは、モントルー宮殿のプチテアトルで開催された、最終段階でコンペティション審査員を率いていたジャズとソウルシンガーのアルジャロウによって、シュアモントルージャズボイスコンペティションの優勝者として発表されました。現在、彼女は自分のバンドで世界中で定期的に演奏し、いくつかのプロジェクトでサイドマンとして演奏しています
https://store.groundupmusic.net/collections/alina-engibaryan/products/we-are-cd
…という華々しい経歴.
2016年のモントルー・ジャズ・フェスティバル」への出演もはたしているとのこと. こちら参照.
また、最近では日本人トランぺッター黒田卓也さんの作品にもボーカリストとして参加.
コンピレーションアルバム GroundUp Music × CORE PORT にアルバムタイトル曲 We Are が収録されてます. これは日本でCDで購入可能です.
今の季節にぴったり, Alina Engibaryan
初めて聴いたとき, Esperanza Spalding のこの作品を聴いたとき以来の衝撃でした.
声の質もなんとなく似通ってはいるけど、Alina Engibaryan はまだまだ寒いこの時期に聴きたい、という思わせる音です.
もしかしたらロシア出身というのがそういう印象を持たせてるのかも?
Alina Engibaryan の最初の作品はトラディショナルなジャズフォーマットでした.
We Are ではコンテンポラリーな少人数の構成. 個人的な感想ですけど、彼女にはこちらの方があってるかも.
ある程度の音の隙間を感じさせるところがとても Cool.
Cool というのはカッコいい、という意味と、とても良い意味での冷たさを感じさせる意味を兼ねてます. Cool という形容詞がピッタリくる.
そして現代的な音だけど、ギリギリ先進的になり過ぎないところがとても良い.
とにかく、今、個人的に激推しの Alina Engibaryan / We Are でした.
追伸: Sportify に推されてる LAUREN DESBERG も最近気になる
Alina Engibaryan を聴いてるとその路線で Sportify から recommend されるのが LAUREN DESBERG.
ちょっと彼女の作品も気になってます.
こちらは暖かくなってから聴くのがぴったり来そうな音です.
いずれじっくり聴いてこちらに書いてみます.
では