ここ数年は全くといって出張がありません. 最近はコロナ禍でさらにその機会が減りました.
ただずっと同じオフィスで仕事していると煮詰まります…たまには外に出て気分転換したいです…
「技術調査」を目的として毎年会社にお願いして Interop Tokyo に行かせてもらってました!
けっして物見遊山ではありません.
Table of Contents
Interop Tokyoとは?
Interop Tokyoはインターネットテクノロジーのイベントです。
1994年の日本初開催以来、毎年国内外から数百の企業・団体が参加し、技術動向とビジネス活用のトレンドを、会場でのデモンストレーションやセミナーを通じてお伝えしてきました。国内のインターネットや技術革新の歴史と共に歩んできたこのInterop Tokyoをご覧いただくことで、インターネット分野のトレンドをいち早く体感いただくことができます。
https://www.interop.jp/about/ より
インターネットに関連する技術、IoT、セキュリティ、5G、ネットワークインフラ、クラウドコンピューティングの技術に触れられる機会なんで、個人的な意見ですけど「ロックフェス」に参加するような気分です(笑)
例年だと6月後半に開催されるんですけど、去年は会場の幕張メッセが東京五輪のため使えず, 4月に開催…されるはずだったんですが、コロナ禍で中止に…
今年も夏に開催されるはずの東京五輪のため、去年と同じく4月に開催、4月14日から16日開催予定です.
ただなぁ、緊急事態宣言が解除されるけど…行けるかなぁ…
あくまで独断、見どころ
ShowNet
とはその年の最新のネットワーク機器を使った実際に動く最新の構成されたネットワークを見ることができます.
インフラ系はよくわかってないけど、ネットワーク機器萌えます!
その上、会場で提供される無料Wi-Fiに接続してそのネットワークを体験することができます.
そしてネットワーク設計者による講演がまた興味深い.
ネットワーク開発メンバーの案内でネットワーク機器の解説を行う有償のShowNetウォーキングツアーがあります.
ただ人気で当日のチケットが売り切れになって未だに参加したことないです. いつかは参加したいとおもってるんですが…
ネットワーク管理するブースの中の様子が良くみえるようになってます.
DHCPサーバーのリースしているIPアドレス数をモニタに出てます. リース数凄いですね…
講演・セミナー
基調講演や展示会場でのセミナーなど旬なキーワードの話が聞けるのはありがたい.
本を読むより話を聞く方が理解が早いです.
そして村井純先生など有名な方による基調講演は貴重ですね(シャレではありません(笑))
JPRSのDNSの初心者向けのセミナーがとてもためになります. これはお勧め.
オライリー・ジャパンのブース
Interrop Tokyo の楽しみのひとつがオライリー・ジャパンのブース.
平積のオライリーの本に萌えます.
やはり機械学習やPythonの本は人気ですねー.
一番のお気に入りはオライリー・ガチャ(笑)
オライリーの表紙の缶バッチやステッカーが入ってます.
なんとこのガチャのマシンにLarry Wallさんのサインがあるではないですかぁ!
会場では一般で買うより割引があるので、お目当ての本をここで買うことにしてます.
オライリーのバッグもおまけでついてきました. この本、いいですね.
全部理解するには関数型プログラミング等の知識が必要ですが、ちょっとずつ便利な小ネタをつかってます…
APPS Japan
同時開催のAPPS Japan もなかなか興味深い.
2016年のAPPS Japanの展示が涙モノでした.
- ftp.iij.ad.jp のバックアップDAT テープから SUNのWSのシステムをリストアした話
- 同じテープに入っていた xmosaic をSUN WSで動かした話とか
- SUN Sparc IPX が稼働している展示とか
- NextStep が実際に動いている展示とか
- Webブラウザの歴史の話とか
あの当時 SUN SparcStation で仕事してた私にとっては涙モノの話が聞けて、展示物が見られてホント嬉しかったなぁ.
その他
昼は例年会場すぐ近くのインド料理店「マントラ」幕張店のカレーバイキングを頂くことにしてます. 昼どきをずらせばそれほど混んでません.
そして美味い. あー、ここのカレーた食べたい!
エンジニアよ、外に出よ!
ちょっと状況を鑑みると今年行くのはかなり難しいかな、と思ってます.
今回はオンラインで参加することになりそうです.
でもコロナ禍が収まったらセミナーでもイベントでもなんでもいいけど、そとに出た方がいいと思ってます.
一日くらいで何か技術が身につくほど世の中甘くありません、では、なぜかというと
会社の外で技術情報に触れることによって
自分はいかに何も知らない、分かっていないことを知る
ということに気が付くため、なんです.
スラムダンクの安西先生も言ってました
「下手糞の上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」
私も毎年ここに行って「いかに自分が何も知らないか」を再認識するために行ってます.
はい.