UNIX Cプログラミング

少し仕事の話を.

いままで産業用機器、スマートフォン、そしてカーエレクトロニクス関係の組込みソフトウェア開発に従事してます. いまちょっとしたプログラムの試作をやっているわけですが、そんな時にこの一冊がずいぶん役に立ってます.

買ったのは今から30年くらい前なんですが、Unix / Linux上でプログラミングするときに欠かせません.

デバイス入出力制御、シグナルの処理、時刻通知と計時、プログラムの実行、プロセス間通信、ネットワーク、等…一冊にコンパクトに分かりやすくまとまった本をこれ以外にちょっと見当たりません. System V系のシステムコールが記述されているのも嬉しいです.

確かに記述が古いところはありますが、これ一冊でおおよそUnix/LinuxのCプログラミングの基礎はカバーできるのかなぁ、と思ってます. 300ページくらいなので厚すぎず、持ち歩くにも便利です.

残念ながらすでに廃盤となっていて手に入れるには中古市場を探すことになりそうです. この手の本は最近売れないのかなぁ…というかCやC++でプログラミングする人が減っているのか…

改めてて見直してみると忘れているところ、ちゃんと理解してないところがあったり、この機会に勉強しなおしてみます.