世界最強(?)のクリスマスアルバム, James Taylor / At Chrismas

あっというまに今月も半ば、あと半月で今年も終わります.

毎年この時期にきまって聴く一枚を紹介します.

数年前に買ってからクリスマスに限らず冬の時期にずっと聴いてます. James Taylor 御大の At Chrismas.

あくまで個人的な意見ですけど、世界最強のクリスマスアルバムではないか?と思ってます.

James Taylor / At Chrismas

2006年にリリースされたこのアルバム.

参加しているメンバーも豪華, 全曲ではないですがギターが Michael Landau, ベースが Jimmy Johnson. 好きなベーシストの一人です. また改めて紹介したいと思います.

たしかこの曲をTVか何かで聴いたのがきっかけでこのアルバムを聴くようになったと記憶してます.

Natalie Cole との共演、Baby,It’s Cold Outside.

外はとても寒いけど、部屋の中は暖かいよ、という曲. 心がとても温まります.

そのほかおなじみのクリスマスソングに加え Joni Mitchell のカバー River, これがまた素晴らしい.

そしてラストは蛍の光 (Auld Lang Syne).

どれも押しつけがましくない落ち着いた楽曲ばかり.

David Lasley

この記事を書くため、改めてCDのライナーノーツを調べてみたら, Vocal Group の中に David Lasley の名前があったのに感激.

Anita Bakerの大ヒット曲, You Bring Me Joy を作曲した方.

そしてこのリーダーアルバムでは You Bring Me Joy をセルフカバーしています.

こちらのアルバムのとても良いので機会があれば是非お聴きください.

本当はクリスマスソング苦手でした

何かに急き立てられるクリスマスの雰囲気がちょっと苦手でした.

とくにバブルの時期に一億総 gonna have a party みたいな雰囲気がちょっと

パーティーそのものは好きですけどなんだか強要されるのは苦手. ですから、なんだか急かされているようなクリスマスソングがちょっと苦手…でした.

そんな中, 数年前に12月に米国ボストンに出張する機会がありました.

ボストン市街の様子.

街の中、そして出張先の方々もクリスマスが近いことでなんだかそわそわしてます.

ただ日本のようななんだか急き立てられるような雰囲気はなく、純粋にクリスマスをお祝いするような重厚な空気が流れてたのを記憶してます.

よく欧米のクリスマスは日本のお正月のようなものだとも言われますが、日本の年の暮れのようなせわしさも感じません. ウキウキしたような雰囲気はあるもののゆっくり幸福な時間が流れるようでした.

その数年後にこのアルバムを聴いて、あの時の幸福なゆっくり流れる時間を音の中に感じました.

個人的な見解ですが、世界最強のクリスマスアルバム. 機会があればお聴き頂ければと.

では

追伸

この記事を書いた直後に David Lasley 氏が亡くなったことを知りました. とても残念です.
R.I.P