秋の終わりに聴きたくなる Every Day (I Thank You), 80/81 Pat Metheny

あっというまに11月も終盤、車も冬タイヤに換えなきゃ、という季節になりました.

この時期にいつも聴きたくなるがこれ.

Pat Metheny 80/81に収録されている Every Day (I Thank You).

美しい、美し過ぎます.

80/81

80/81 は1980年に ECM records からリリースされた作品.

もうリリースされてから40年も経つんですね…月日の流れるのは早いものだ…

メンバーは

  • Pat Metheny Guitar
  • Charlie Haden Bass
  • Jack DeJohnette Drums
  • Dewey Redman Tenor Saxohone
  • Mike Brecker Tenor Saxophone

Every Day (I Thank You)

Pat の澄み切ったアコースティックギターのアルペジオをバックにマイケル・ブレッカーの素晴らしいサックスのテーマが続きます.

ひとしきりテーマを演じた後、Pat のギターに暫し主役を譲り, そしてギターとサックスのユニゾンを経て、サックスのソロへ.

最初は抑え気味のソロが徐々に盛り上がり、おなじみのマイケルブレッカー節を炸裂させる過程がまた実に美しい.

なぜかこの時期、秋の終わり、冬に入る前にこの曲がムショウに聴きたくなるのはなぜでしょうか?

Goin’ Ahead

Pat Methenyはアコースティックギターの名手でもあり, 様々な作品を残してます.

このアルバムに収録されている Goin’ Ahead は短い曲ではありますが、そのアコースティックギターでの最高傑作ではないかと思っております.

Every Day (I Thank You) の美しさをそのまま引き継いてGoin’ Aheadへ至る.

この2曲だけでもこのアルバムを聴く価値、十分にあります.

2つの “80/81”

我が家には2つの80/81のCDがあります.

最初はCD1枚組で発売されてましたが、後になって完全版2枚組がリリースされました.

右は1枚組、左が2枚組の80/81.

1枚組の裏はメンバーの集合写真、Pat さん、このころ20代かしら?

このCD1枚組の80/81が人生初めて買ったCDです.

確か渋谷のタワーレコードで. 1986年の話で、今の場所にタワーレコードが移転するまえ、宇田川町に店舗があった時代です.

その頃からずっと聴き続けている長い付き合いです. 

機会があれば是非この時期にお聴きいただければと…

それでは.