来年還暦を迎えるので、現役最後の夏休み.
お盆を過ぎてからは特に予定もなかったのでかわうそおばさんから言われて渋々洋服タンスの中身の整理をしました…
いやはや、出てくる々、着なくなったジャケットやらスーツやら、入らなくなったスラックスやら…
それがこの写真…
この際に思い切って処分しようと決心しました.
という訳で、来年還暦を迎えるアラ還の時期にモノに対する考えをちょっと改めることにしました.
…少し前からかわうそおばさんから言われてたことではありますが…(笑)
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アラ還のモノに対する大方針
子供達も独立して今はかわうそおばさんとの二人暮らし.
生活環境をシンプルにしよう、という意見はかわうそおばさんと一致してます.
そこで二人の間で決めた方針、アラ還のモノに対する大方針は以下の通り.
- 新しいモノは極力増やさない
- 不要なモノは減らしていく
新しいモノは増やさない
一つ目の大方針、これ以上我が家に新しいモノを極力増やさない.
以下に具体的な小方針を示します.
今必要ないモノは買わない
バーゲンで今着るわけでもない服を安いという理由から買ってしまって、結局次のシーズンに着ないで終わる、ということがちょくちょくありました.
ですので、安いからと言って、今々必要のないものは極力買わない、というルールを決めました.
所有を目的とする買い物はしない
いわゆるコレクションですね…
特に使わないけど、集めるのを目的とする買い物.
残された子供達も処分に困るようなものは極力買わないようにしてます…
…が、例外としてライフワークとしてるECMレーベルのCD集め、だけは何とか許容していただきたい…(笑)
買うときは一週間待ってから買う
いわゆる衝動買いの防止策です(笑)
何か欲しいモノがあったときは一週間ほど間をあけて、それでも欲しいという気持ちが変わらなければ買う、というルール.
一週間経って、欲しいという気持ちがなくなれば、それは今の自分には必要のないモノ、ということが言えると思います.
不要なモノは減らしていく
第二の大方針、これがなかなか実行が難しい…
今まで何度もモノを減らせ、と言われてきましたが、なかなか実行に移せませんでした…
以下に具体的な小方針を示します.
ここ1年で使わなかったモノはこの先使わない
ここ1年の自分の行動を微分値として、それを積分してみてこれからの行動を予測してみます.
そうしたとき、この1年で使わないモノは今後使う可能性は極めて小さい、と考えるようになりました.
その結果、上の写真にあるジャケットやスーツはここ1年、いやここ数年使っていないので今後も使う可能性はほぼゼロと判断して、今回処分することに決めました.
直近、珍しくネクタイをする機会があったのですが、その時はユニクロのジャケットと感動パンツで事足りるのを知って、なおさら何着もスーツを所有する必要は無い、と思った次第です.
将来必要になるかも…というのはありません
まだまだ新しいけど、成長した腹回りのおかげで履けなくなったズボン、スラックスが数知れず(笑)
将来痩せたら履けるかも…
…というような将来は来ません(笑)
NO FUTURE
なんですよ、残念ながら
という訳で今使えないモノを抱え込むのは止めました.
捨てる前にモノの価値の判断を市場に委ねる
不要と判断したものをいきなり捨てるのには大きな決断が必要です.
とは言え、そのモノに対して何の思い入れも無いリサイクルショップに持って行くのも、なんだかなぁ…
という考えをお持ちの方、私だけではないはずです.
そこで、不用品をヤフオクに出展することにしてみました.
少なくても出展したモノを落札された方はそのモノを必要としている人ですので、手放す抵抗が小さいと感じました.
そして、出展や発送作業には手間がかかるモノの、一般的に言ってリサイクルショップよりも高価な値段で買い取られる、というメリットもあります.
気が付いたらここ数年で300点以上の不用品が落札されてました.
ヤフオクに出展した話は後日あらためて書きたいと思います.
ただ出展したものすべてが落札される訳ではありません.
価格を下げても全く落札されないモノがありますので、その時は市場価値が無いモノとして納得した上でリサイクルショップに持って行くようにしています.
トキメクモノは残して良い
その反面、不要なモノはすべて処分、というルールにしてしまうとあまりにもシンドイ.
思い出の品は残せるような運用が必要かと思います.
例えば、上のレコード、すでに我が家にはアナログレコードの再生装置は無く、聴く手段がありません.
ですので今まで所有していたレコードのうち、50枚くらいヤフオクで処分しました.
ただ、中には親に買ってもらった思い出のレコードがありますので、それは残して良い、という例外措置を取るようにしてます.
全て処分するのではなく、今の自分がトキメクモノは残して良い、というルールにしています.
最後に
断捨離、という言葉はなんでもかんでも捨ててしまう、というイメージがあって極力使いたくないんです.
あるルールに則り、自分達の心地良いように生活の環境をコントロールしていく、ということを心がけていきたいと考えてます.
今回はモノに関する話ですが、これはお金の話にも通じるものがありますが、それはまた別の機会で.
では