前回のベンガルールに到着した話からの続きです
この出張の目的であるベンガルールのソフトウェア会社で打ち合わせをした話を書きます.
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ホテルで朝食を
宿泊しているベンガルールのエレクトロニック シティ内にあるクラウンプラザホテルで朝食をとります.
ホテル内のレストランでビュッフェ形式の朝食.
スクランブルエッグ、ハッシュドポテトやベーコンなどの朝食定番メニューの中に、やはりお国柄、カレーもありました.
その場で料理してくれるライブキッチンを発見.
南インドの郷土料理でクレープのようなドーサ(Dosa)をその場で焼いてもらいました.
中に入れる具を選べるのですが、お勧めは何?と聞いたところ、香辛料を入れた「マサラドーサ」を勧められました.
中にピリッとした香辛料も効いた上にカレーペーストに付けながら頂きましたが、これは美味かった!!
インドでは食事で使うのは右手だけ、とは聞いてましたが、ウエイターのお兄さんが「気にしないでフォークとナイフ使いなよ」なんて言ってくれまして、安心して朝食を楽しめました.
朝食を食べて準備もばっちり、出張先の会社にむかうタクシーもやってきました…
が、ここでまた驚くべき貴重な経験をいたしました(笑)
驚くべき、インドの交通事情
いろいろ驚くことが多いインドですが、中でも一番驚いたのが道路交通事情.
ちょっとでも前にすき間があれば割り込み、遅い車がいれば後ろにぴったりくっついてクラクションを連発する光景の洗礼はインド到着早々に受けまして、この頃にはすっかり慣れてました(笑).
それをはるかにしのぐ驚きがこれ.
インドは日本と同じく道路は左側通行です.
宿泊しているホテルの前は2車線の比較的大きな道路があります. 道路の真ん中には中央分離帯があります.
出張先の会社はホテルの右隣りの道路を行くことになります.
ホテルの出口は正面の大きな道路に面したところにしかありませんので、普通の感覚ならこういう経路をたどります.
ホテルを左折して大きな道路に出て、中央分離帯が途切れたところをUターンして進み、また中央分離帯が途切れたところで再度Uターンした後、左折して目的の道路を進む…というのが誰しもが取る経路かと…
ところがですよ、我々を迎えに来たタクシーの運転手さん、こんな経路でその目的の道路に到達したんですよ
いやぁ、ホテルの出口でいきなり右折して大通りを逆向して、目的の道路に向かって右折するんですよ.
逆向している我々の車の前に普通に車が迫ってきます. そして、大通りから行先の道路に右折するとき、直進してくるバスが目の前まで迫ってきます…
うわぁぁぁぁ
もうだめだぁぁぁ
と思った瞬間に右折完了してました…
こういうことが何度もありましたし、そういう光景を何度も目撃しましたが、インドに滞在している間に交通事故を目撃することはありませんでした…
何か最後の最後で暗黙の了解というか、我々では分かりえない何かで事故を回避しているようにしか思えない…です.
インドのエンジニアに刺激を受けた
出張先の会社はインドでは大手の技術会社.
我々を乗せたタクシーは門を入るとき、トランクから車の下までチェックが入ります. テロの警戒のためだと思います…
(記憶によると)5階建てくらいの大きな建物に沢山のエンジニアが働いています.
そして全員とても若い. いきいきして仕事しているように見えます.
少数ですがサリーなど民族衣装を着ている方もいますが、ほとんどは日本やアメリカにいる若者と同じような服装です.
到着して先方のリーダーと雑談. このベンガルールの社屋には約3000人のエンジニアが働いていて、インド全体では数万人のエンジニアが所属している会社だそうだ.
全員例外なく英語がものすごく堪能、ワイのような打ち合わせに参加するのがホント申し訳ない感じがします…
帰国してからこの映画観ました. この映画とても良いです
インド社会での英語の重要性、必要性は日本の社会と比較できないくらい大きいのだ、とこの映画で知りました.
彼ら、彼女らの英語力、そして技術力で欧米のソフトウェア会社、例えばマイクロソフト等と仕事をしているとのこと.
ちょっと日本のエンジニアも頑張らねば、ととても良い刺激を受けたのです.
インドのいろんな話を現地の人から聞く
打ち合わせは終始和やかななか進められました.
ワイが書いたショボい英文の仕様書も先方は読んでくれて、理解したとのこと、一安心.
打ち合わせの中で親しくなった MさんとVさんからいろいろインドの話を聞くことができました.
彼らはインド南部の都市、チェンナイ在住でベンガルールには出張で来ているとのこと.
以下は彼らから聞いた話です. (一応お断りしておきます)
- チェンナイは良いところ、一度おいでよ.
- ビリヤニが美味い、来たら食べさせるよ.
- インドは北と南では人がずいぶん違う. 北の人は厳しい人が多い. 南はやさしい人が多い.
- 家では父親、長兄の権力が強くて、マジで怖い.
- 外で大っぴらに酒を飲むのは抵抗がある. 酒飲んでるのがばれるとて父親や兄貴に怒られる.
- 酒屋で酒を買うと、外から見えないようにきちんと袋に入れてくれるのは上の理由から.
- 恋愛結婚は珍しい、たいていは見合い結婚. (彼ら二人ともそうらしい.)
出張先の昼食は先方がケータリングサービスで用意してくれたインド料理でした.
これがめちゃ美味かったんです. 写真撮らなかったのが残念でなりません…
数種類のカレーとチャパティ. これがとても美味い.
先方のエンジニア数人もいしょに食事したのですが、右手だけで器用に食べる方もいるかと思えば両手を使って食べる方、フォークとナイフを使う方もいて食事風景見るだけでもなかなか興味深い.
サラダは巨大なキュウリ?のような野菜の輪切り、あとよくわからなかったのが発芽した玄米のようなもの?味はついてなくどうやって食べればよいか不明でした…
でも美味かったなぁ…おしなべてインド滞在中の食事はほぼ例外なく美味かった!!
車窓からの景色はこれぞインド
うち合わせ最終日、午前中に会議を終え、我々は帰路につきます.
行きと同様に帰りもデリーを経由します.
我々のベンガルール滞在をお世話してくれた現地法人の日本支社のSさん(インド出身の方)の案内で食事に行くことになりました.
エレクトロニック シティからの道中はこれぞインドの景色でした.
リーラパレスベンガルールのカレーが美味すぎる
以前のブログで紹介した高級ホテルリーラパレスベンガルール The Leela Palace Bengaluru です.
先ほどの混沌とした道中から想像できない光景.
パレスという名前が付くだけあってお城のようです…ちょっと場違いなきがしました…
このホテルの社用車が全部白いBMWですべてピカピカな状態に保たれてます…埃っぽい道路を走ることを考えるととてつもない手間がかかってるんだなぁ…
レストランも高級そうです…ちょっとビビってます(笑)
メニュー見ましたがよくわかりません…何がでてくるんだろか…
名前はわかりませんが、最初におせんべいのようなのが出てきました.
やはりここでもキングフィッシャー、美味い.
タンドリーチキンも美味い.
一枚の皿に数種類のカレーが盛り付けられます.
これが人生で食べたカレーの中で一番美味かった、いやホント.
やはり南インドではチャパティ
ビリヤニも頂きましたが、これもまた美味かった…という表現しかできない自分が悲しい…
いくらくらいになるのか?とちょっと心配してましたが、これだけ豪華なホテルのレストランで美味しい料理を食べても日本円で5000円しなかったと記憶してます.
とてもいい経験しました.
人がいて、牛がいて
ベンガルールではそこかしこで牛を見ました.
最初びっくりしますが、奈良公園に鹿がいるように、何の疑問も持たなくなります…
人と牛が調和しているように見えました…
オート・リクシャー
タクシーの車窓から良く見かけた三輪タクシー「オート・リクシャー」
リクシャーという名は日本語の人力車が語源とされていて、原動機付きのものを「オート・リクシャー」と呼ばれているようです.
残念ながらインド滞在中にオート・リクシャーを利用する機会はありませんでした.
運賃は交渉制だったそうですが、最近はほとんどタクシーと同様にメーター制となっている模様.
最近では Uber で配車も行われているとのこと. また、電動化も進んでいると聞きます.
だいたい2人くらいの乗車定員ですが、ベンガルール滞在中、家族全員5人くらいがオートリクシャーからはみ出るように乗ってた光景を目にしました. 恐るべし、インド.
ベンガルール市街観光
昼食をとったリーラパレスベンガルールからケンペゴウダ国際空港に向かう途中、短時間ですがお世話していただいたSさんの計らいでベンガルールの市街観光しました.
リーラパレスベンガルールの前の通りはとてもきれいな街の景色です.
ビダーナサウダ(カルナータカ州庁舎)
カルナタカ州高等裁判所
バンガロール・パレス、内装と庭が美しいと評判とのことですが時間がなく残念ながら外からの見物.
だんだん日が傾いて来ました. 空港に向かう道路は混雑してます.
ケンペゴウダ国際空港到着
だいぶ時間はかかりましたがやっとケンペゴウダ国際空港に到着.
ここからエア・インディアでデリーに向かいます. けっこう混雑してます.
エア・インディアでデリーへ
ベンガルールからデリーに移動、グルグラムで一泊して次の日の飛行機で帰国する予定です.
まずデリーに向かうエア・インディアの国内線に搭乗します.
CAさんはサリーを着ていました.
機内食はもちろんカレー. なぜか問答無用でベジタリアン用のカレーでした.
これがですね、めちゃくちゃ美味いんですよ. リーラパレスベンガルールで食べたカレーに次ぐ美味さと言っても過言ではありません.
疲れ切っていたようで機内食を食べた後はぐっすり眠っていたようです.
寝ている間にデリー、インディラ・ガンディー国際空港に到着.
今夜もグルグラムのダイヤパークプレミアに宿泊.
次の日の夜の便で帰国するのですが、それまでの時間を使ってデリー観光する話はまた次回.
では
To Be Continued
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“インドに行った話,その3 続ベンガルール” への1件の返信
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