AMERICAN GARAGE / Pat Metheny Group (ECM 1155)

4月も後半となってGWも近くなり、空の青さも濃くなった今日この頃、聴きたくなる一枚です.

AMERICAN GARAGE

Pat Metheny Group 名義では2作目.
ECMとしては珍しく聴きやすい曲が集まってます(笑)

このジャケット写真がとてもいいですねー、このジャケット写真の空の青さがとても良い!

(CROSS THE) HEARTLAND

Lyle Mays の Autoharp のアルペジオの上に Pat Metheny のギターがかぶさるイントロ,
そしてDan Gottliebのドダドダとちょっとロックっぽいドラムから始まるトラック.

とても馴染みやすいメロディを奏でるPatとMark Egan のフレットレス・ベースのベースラインがぴったり寄り添うテーマ.

曲の中間の展開部でMark EganのJaco Pastoriusっぽいベースソロがとてもいいポイントになってます.

Pat のギターのソロも無駄なノートが一切なく鼻歌で歌そうな親しみやすいフレーズです.

Jazzのミュージシャンとしては異質の事前にちゃんと練られたフレーズを用意してソロパートに臨んでるようです.

AIRSTREAM

キャッチ―なイントロから始まり、その後のLyle Maysのピアノによるテーマがたまりません.

その後のPat の歌うようなギター、この曲のソロも鼻歌で歌そうな親しみやすいフレーズです.

ジャケット写真の空を連想させます.

THE SEARCH

Pat のギターのアルペジオから始まるこの曲, ベース音が半音ずつ下がっていくところにLyle Maysのピアノのアルペジオが絡んできた後、Lyle のシンセサイザーのメロディーがのってきます.

このシンセサイザー(Oberheim 8?)の音色とメロディが素晴らしすぎて泣けてきます. これぞ Lyle Mays, いやこれがPat Metheny Groupの音です.

1音聴けば彼のプレイだとすぐわかります. 残念ながらLyle Maysは2020年2月に66歳の若さでなくなってしまいました…Lyle MaysあってのPat Metheny Group だと思ってます.

ちょっと横道にそれました.
アルバム中もっとも美しいナンバー. LP時代のA面最後の曲、余韻を残しつつB面に繋げる、そういう曲です.

AMERICAN GARAGE

アルバムのタイトル曲であり、このアルバムの一番の盛り上がり処.

ロックです、Dan Gottliebのロックなドラムパートからスタート、1、2,1,2,3の掛け声からテーマが始まります.

裏ジャケッとの写真のようなとても楽しい雰囲気で演奏してそうです.

1台のアンプにベース、ギター、キーボードを繋いでる画にニヤリとしちゃいます.

アンプが買えなかった貧乏な学生のときをおもいだします(笑)

Pat のギターとMark Eganのベースが絡みながらテーマを奏でるところもこの曲の聴きどころ.

一番の聴きどころが Pat がギターで Beatles の Get Back のメロディーをなぞるところ!!
絶対みんな顔を見合わせニヤニヤしながら弾いているに違いないはず.

THE EPIC

アルバムラストの曲、Lyle Maysのキャッチ―なシンセサイザーのイントロから始まります.

アルバム一番の長さ、12分の曲です. ちょっと後半ダレるかなぁ、なんて思ったりします.

Pat Metheny Group

人生で初めて聴いたPat Metheny の曲が AMERICAN GARAGEで、おそらくECMの作品でも最初に聴いたのがこの曲. ちょっと大げさに言うと人生を変えた1曲となりますか.

Pat Metheny Group はメンバーの入れ替わりが大きいのですが、不動のメンバー Lyle Mays は先に述べた通り鬼籍にはいってしまいました.

その後 Lyle Mays 不在で Pat Metheny Group で作品を出しているよう、ですが、自分としてはちょっと抵抗あります. Jazz 界の LennonMcCartney と思ってましたので, Pat – Lyle じゃないとあの音はできなかったと考えますので.

Pat – Lyle を中心とした Pat Metheny Group の作品はこのアルバム以外にも多くありますので少しずつ紹介していきたいと思います.