なぜか分らんが公私ともに忙しい…

カナダ・バンクーバーで事業をされている日本人社長、ヒロさんのブログ 「外から見る日本、見られる日本人」をほぼ毎日読んでます.

とても読みやすく、その上日本の外からの視線で見る日本社会についてとてもバランス良くかかれている文章で、毎日更新されているのは頭が下がる思いです.

先日のブログ記事でNetflixの利用者減にみる社会潮流を読んで、最近自分でもなんとなく感じていることを書かれていて、読んだ瞬間に膝を叩いてました.

なぜかしらんけど、忙しい…

ヒロさんは契約しているNetflixを数ヶ月前までは週に1度くらい観てたけれども、ここ数週間はアクセスすらしていない、いや、日々の生活のリズムの中でNetflixに到達できない、とのこと.

そういう私も(Netflixは契約してないけど) Amazon Prime Videoを以前は良く観てましたが、最近はそこまで行きつかない自分をこのブログ記事を読んで気が付きました.

なぜか毎日忙しい、というか気ぜわしい…

同じ思いを同居するかわうそおばさんも同感のとこと…

そういや仕事上もなんか最近忙しい…

はて?なぜなんだろ?

ただ、いやな感じの忙しさではない、というのは最初に申し上げておきます.

仕事上では

以前に比べると残業時間も格段に少なくなりました.

以前は 40や50時間なんかは当たり前…深夜残業は日常茶飯事

最近は20時間くらい、多くても30時間くらい

会社にいる時間は短くなりました…

が、面白いもので以前と比べて(あくまでも主観的、体感的にですが)日々の成果はあまり変わってない、いや、かえって最近の方が成果あがっているんじゃないのか?と

仕事の時間が短くなっているので、より効率的に、無駄が出ないような工夫が最近なされている成果だと思ってます.

そのため、単位時間当たりの生産性も上がって、働いてる時間が短くなっている反面、以前より多くの成果が出るようになった、と考えてます.

それはとても正しいこと、良いことで、100% 必要なことです.

あえて意識的に無駄を作る必要を

仕事を細かいタスクに分解し、各個人に割り当てて、期日を決めて進捗を管理することで無駄を省いていく…

プロジェクト全体で無駄や後戻りが発生しにくくなるのはとても良いことです.

かつてはかなりアバウトに仕事が割り振られていて、進捗の管理もかなりいい加減.

そのため、期日間近になって大慌て、ということが少なくありませんでした.

ただ、そのいい加減な管理のおかげ(?)で、すき間時間を使って新しい技術を試してみるとか、プロジェクトには直接関係しないサンプルプログラムを書いてみて、後々それが自分の技術力になった事実は否定できません.

今の仕事のやり方を否定するわけではありませんが、ただ与えられるままに仕事していたのでは若い人の力が付きづらい世の中になっているのかなー、なんて心配しているところではあります.

自分に与えられたタスクの作業見積もりする際、ちょっとサバを読んで、新しい技術を身に着ける等の余裕時間を盛り込むような、意識的に無駄を作る、という生活の知恵がこれからの時代を生きる若手エンジニアには必要かな、と考えます.

私生活上では

さて、日常生活でもなぜか最近忙しさを感じてます. それは自分だけではなく、同じ屋根の下で生活する伴侶であるかわうそおばさんもそれを感じています.

その原因のひとつはやるべきことが増えて来た、というものでしょう

リタイヤに向けての生活設計やら、身の回りの断捨離、築20年を越えた自宅のメンテナンス…等々

老後という時代に入る前にいろいろ準備することがある、ということに最近気が付いた次第…

そんなわけで、家にいても何かとパタパタと何かと気ぜわしい毎日…

日常生活でも意識的に「無駄な時間」を作る

ということで、気ぜわしい毎日だとやはり疲れてしまいます.

どこかで意識的に何もしない「無駄な時間」を作ることが必要でしょう.

ただ、自宅にいては「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」となかなか難しいことだと思います.

そのため、何もできない環境をあえて作る、たとえば旅行など、が今必要なのかな、と思ったりしてます.

では.