あっという間に10月も後半になりました.
以前から書きたかったことを書きます.
今から数年前のちょうど今頃、2013年の10月に出張でインドに行った話です.
インド滞在は1週間に満たない短い滞在でしたが、とても印象深い、そして良い経験となった旅でした.
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いきなり決まるインド行き
2013年ころ、インドのベンガルール(バンガロール)にある会社といっしょにソフトウェアの開発を行ってました.
プロジェクトリーダーは何度もインドに行って打ち合わせをしており、顔を合わせるたびに「君たちも是非、なまのインドを見てきてほしい」と口ぐせの様に言っておりました.
そんなこともあってパスポートやビザなども事前に用意はしておりました、
あ、今はそうでもないと聞きましたが、インドのビザ、それもビジネス目的のビザの取得がとても大変だった話は別の機会に書きたいと思います.
ただ実際にインドに行くことは無いかなぁ、なんて安心してたら急に
来週インドに行くなんて…
はてさて何を用意すればいいんだか…(笑)
とりあえずユニクロで靴下だけ買ってきました.
仙台空港から成田へ
仙台からは若手の同僚Hくんが同行.
若いけど海外出張の経験も豊富なH君といっしょなら安心.
天候にも恵まれて快適なフライト、
海外出張でしんどいのが成田空港までの移動ですが、これは楽ちん.
あっという間に成田に到着.
成田からデリーに向かって出発!!
そしてインド・デリーに向かって南ゲートから出発です.
今は東京からベンガルールへ直行便が用意されているようですが、当時はデリーで国内線に乗り換えが必要でした.
デリー行き JAL749 に搭乗
デリーに向かう機内も天候に恵まれて快適.
機内食も美味しい.
デザートのハーゲンダッツ・アイスクリーム.
固く凍ったアイスをちょっとずつ溶かしながら食べてると、近くのインドの方が
窓からヒマラヤ山脈が見えるよ
と親切に教えてくれました.
これがこの写真、ピンボケでちょっと見え辛いですけど肉眼では確かに見えました!!
窓際に座っているインドのご夫婦がわざわざ席を空けてくれてこの写真を撮らせていただきました. 親切な方ばかりだ.
機内食、これは夕食の写真?
出張中、この後はしばらくは和食が食べられないと思ってましたが、この予測は見事に外れます(笑) それは後ほど.
インディラ・ガンディー国際空港到着
約10時間程度(だったと記憶してます)でインド・デリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着. 現地時間で21時くらいの到着だったはず.
北米の東海岸への出張に比べたらアジア圏内の出張はフライト時間も短いので楽ですね
途中には有名なこの手のオブジェに圧倒.
ここで今回の出張に同行するプロジェクトリーダー、サブリーダーと合流. 日本から現地のソフトウェア会社には4名の訪問となります.
荷物を受け取って空港の外に出たら、
暑い!
10月下旬にも関わらず、気温は30℃を超えてるらしい. それも夜中で…
今夜はグルグラムで一泊
明日、ベンガルールに移動するため、今夜はデリーの隣町のグルグラム(グルガオン)のホテルで一泊します.
空港にホテルから迎えの車が待ってました. それに日本からの4名が乗り込みグルグラムへ.
ちょっといろんな驚きがあったので写真撮る余裕すらありませんでした(笑)
以下の写真は参考資料です.
グルグラムはデリーの隣町、衛星都市として近年急激な発展を遂げていてこのような地下鉄や高速道路も整備されており、車中の風景から今まで持っていたインドのイメージが一瞬で窓からどっかに行ってしまいました.
空港からグルグラムに至る高速道路も上の写真の様に片道4車線の立派なものです.
ところが、いろいろ驚いたことがあって、
- 高速道路の入り口、真っ暗なインターチェンジの路肩に人がいっぱい腰かけて涼んでいました…なんの予備知識も持ってなかったのでちょっとぎょっとしちゃいました…
- 高速道路がまぁ、何といいますか、レース場の様で…飛ばす飛ばす…
日本のあおり運転が可愛く見える程(笑)
高速走行しているにかかわらず前の車にぴったりくっついて、
少しでも遅いとクラクション鳴らしまくる… - 爆走する車内から外を見ると高速道路の向こうにはどでかいガラス張りのショッピングセンターが見えて、なんともここはどこなんだ!?
というような来た早々、カルチャーショックに打ちのめされます…
ホテル ダイヤ パーク プレミア
グルグラムに到着、今夜はこのホテルに泊まります. ダイヤ パーク プレミア.
前述のプロジェクトリーダーとサブリーダーがインドでの定宿にしている訳が分かりました.
まるっきり日本のホテル、まるで日本にまだいるような錯覚さえ覚えます.
かろうじてロビーのTVのクリケットの試合が中継されてることでインドにいることを意識くらい…
「インドスティに日本のおもてなしを」をモットーにしたこのホテル、インドについてまさか日本式の大浴場で旅の疲れを落とせるとは予想だにしてませんでした
たしか値段は日本のビジネスホテルとそう変わらないと記憶してましたが、部屋はかなり広くてウェルカムフルーツやクッキーなんかも用意されてました.
トイレとシャワーはこんな感じ、とても清潔で快適.
そして、ホテルではしっかり和食も食べられます.
この写真がインドのホテルで撮られたものだとだれが想像しますか?
旅行はともかく、出張は体調管理が一番大事. 日本の延長の生活ができるホテルはホントにありがたいです.
インドのビール、キングフィッシャー飲んで落ち着きました.
このインド滞在で何杯飲んだことか、キングフィッシャー.
日本に帰って来てもときたま猛烈に飲みたくなります.
このホテル、帰りにももう一泊とまることになりますが、その話はまた後ほど.
編集後記
このブログを書くときにいろいろ調査してみると、地名が改名されていることを知りました.
2005年12月11日、カルナータカ州政府は都市の名をカンナダ語での名称に合わせた「ベンガルール(Bengalūru)」に改名する方針を示した。新しい名は2006年11月1日に発効したが、インド内務省からの許可が遅れ、2014年11月1日、他のカルナータカ州の都市と合わせて「ベンガルール」への改名が正式に認可された
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
日経新聞のニューデリー特派員から、インドでも最も日系進出企業の集積しているハリヤナ州グルガオンがグルグラムに名称変更するとの発表があったと報道された。
公共財団法人 日印協会 2016年4月13日掲載記事より
現地紙でも、4月12日にハリヤナ州政府スポークスマンがGurgaonをGurugramに変更すると発表したことが報じている。
本記事中の地名は現在の現地の表記に従うことにします.
いや、こうやってブログ書かないと分からないこともあるんですね.
それでは.
To Be Continued…