Rockはラジオが教えてくれた

またひとつ歳をとった話は先日書きました.

歳をとって昔々のことが忘却の彼方に行ってしまう前に…

…というわけではありませんが, そういえば昔は音楽はどうやって聴いてたんだろ?, そしてその情報はどこから得ていたんだろ?と思いこの記事を書いてます.

Rockが音楽情報の元だった

一番多感な中高生のころ, 時は1970年代終わりから1980年代の初旬.

その当時はネットはおろかCDもなかった時代でした.

レコードは高価で買えなかった. その当時, 普通郵便の封書が50円,はがきが20円の時代.
国内版のLPレコードは大体2500円くらい. 今の金額に換算するとおおよそ 4000円くらい.

ですから,もっぱらレコードを買うのは輸入盤のカット盤(死語ですね…)や中古レコード屋に通ったものです.

それでも新譜や自分の知らないアーティストのレコードを買うのには躊躇してしまいます.

では、新譜の情報などの音楽の情報を何で得ていたか.

ラジオなんです.

Rockはラジオが教えてくれた

そして普段聴いたた音楽ソースもFMラジオでエアチェック(これも死語ですね…)したカセットテープでした.

音源としてた当時のFM番組は渋谷陽一さんのNHK FM 「ヤングジョッキー」, そして NHK FM の「軽音楽をあなたに」.

当時のFM番組は曲の頭からエンディングまで、まさに録音して聴いてくれと言わんばかりに曲中におしゃべりも入れない、場合によってはLP全曲を全部かけてくれる、なんてこともありました.

それが当時のお金のない中高生にとってはどれだけありがたかったか.

ロックはラジオが教えてくれた、というのは大げさではなく本心で言っています.

その当時に聴いてた曲をプレイリストにしました

その頃聴いてた曲をプレイリストにしました.

これが自分の音楽志向のルーツといっても過言ではありません.

では.