Twitter界隈で最近話題の元アプリ開発者47歳@100日後に退職する47歳さん.
毎日更新を楽しみにしていている一人です.
以下のつぶやきで「クイックソート」が一時トレンド入りしました.
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100日後に退職する47歳さん
ご存じ無い方はこちらのまとめを読んでみてください.
サーバーエンジニア、管理職だけど部下無し. 残業代付かない、でも毎日遅くまで仕事…
そんな中、リリースが遅れたの責任を47歳さんの一人に取らされます.
いきなりのボーナスゼロ…
それをきっかけで転職活動に入りますが、冒頭のツイートは転職先の面接での質問内容です.
クイックソートって使う?
冒頭のツイートに対して同情的な意見として
「クイックソートって現場で使う機会ある?」
「(元管理職の人に対しての)面接官の質問内容が適切なのか?」
がある一方、けっこう辛辣な意見として
「クイックソートの計算量なんて情報系の学部卒なら常識」
というのもありました.
個人的にはどちらの意見も同意できるかなぁ、と思ってます.
100日後に退職する47歳さんに学ぶ
いまのところ全く転職することは考えてませんが、もし転職せざるを得ない立場になって冒頭のツイートのような質問されたら、私も満足に回答できないと思います.
情報系の学部を出ていない、なんて言い訳は通用しないのは重々承知しとります.
正直なところ我が開発現場ではクイックソートを使う場合はほぼ、ありません.
もしあってもライブラリを使って自前でソート処理を書くことも無いかと.
ただ面接官の質問の意図を自分なりに考えると
- おそらく面接官の現場でもソート処理を新たに書くことは無く、ライブラリを使うと思うが、
使う関数をCPUやメモリのコスト等を考えず、何の疑問もなく選択するような人なのか? - ある程度の技術的な力量を(ちょっと意地悪な質問で)見極めたい.
- そもそも技術的な共通言語を持ち合わせている人なのか?
といったことを観たいのではないか、と推測してます.
この今日までの一連47歳さんのツイートを見て、直近の仕事に直接かかわる技術だけでなくソフトウェアエンジニアとしての基礎的体力と言われるような事柄の勉強も必要だなぁ、と改めて思った次第です…
基礎体力をつけなければ…と
どの業界に行ってもソフトウェアエンジニアにとっての基礎体力は
データ構造とアルゴリズム
と思うわけで、積読状態(すみません…)になっていたこの本を再度読み直してます.
以前にも書きましたが、恥ずかしながらこの本でビッグオーの定義を初めて知りました.
ここにもしっかり面接の質問の回答が載っています.
改めて読み直してますが、これは基礎体力をつけるにはうってつけの本です.
少しずつですが読み進めたいと思います.
オンラインコーディングテスト
この記事を書こうとしたきっかけがこれなんです.
47歳さんは面接の前にオンラインコーディングテストを受けるように言われます.
どんな問題なんだろう?と自分でも関連サイトを見てみたんですが、
分からない…
それも問題の意味すら分からない…
ということで、めちゃくちゃ危機感を覚えてます. これはマズイ.
そうかぁ、自分ってこういう訓練全くしてこなかったなぁ、と反省…
実際のところこういう問題が解けなくても今の仕事は十分こなせます.
ただこういう問題を解くにも基礎体力が試されることだなぁ、と思った次第.
こちらも少しずつ練習していきます.
もうすぐ定年だったらいまさらじたばたしても遅いんじゃね?って声も聞こえてきそうですが、ちょっとした技術や知識が飯のタネになるって経験今までしてきました.
どうせ倒れるなら前向きに、と思って無駄な抵抗を今日もしていく所存です.