新年度が始まってはやくも半月以上経ちました.
この春、社会人となってエンジニアになった方々もいらっしゃるかと思いますが、会社には慣れたでしょうか?
まだ研修中で配属後にどんな仕事に携わるか決まっていない方も多いかと…
そんな新人さんにこの老いぼれエンジニアがアドバイス.
これぞと思う技術雑誌の
定期購読をお勧めする
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残念ながらエンジニアは一生勉強が必要なんじゃな…
今の若い方々は皆優秀で、厳しい就職戦線を勝ち抜いてこられた方々ばかり
学生時代は勉学に勤しんだ方々が大多数だと思います…
ですが
残念ながらエンジニアは一生勉強が必要なんですよ…
リタイヤを目の前にしているこの老いぼれエンジニアでも日々勉強は欠かせんのです…
「勉強なんて必要ないよ」なんて言う先輩がいたら、そいつをお手本にするのはやめといた方がよいでしょう.
さて何を勉強すれば良いのか?
まだ配属が決まっていない方、具体的にどんな仕事を担当するかまだ分かりませんよね.
そういう方は、何を勉強すれば良いのかよくわかりません.
あるいは、配属が決まって初めて出席した会議で先輩たちが話ている言葉がさっぱりわからん、ということ、あります.
この道30年以上の私でもプロジェクトが変わったとき、そういうこと良くあります.
意外に仕事の守備範囲というのは狭いもの、ちょっと仕事の範疇が変わるとどうしてよいのか分からないことよくあります.
新しく社会に出た人ならなおさら分からないのが当然です.
余りに何も分からなすぎて、何をどう勉強すればよいのかすらわからない、ということ、よくあります.
そういう状況で書店に行って専門書のコーナーで何を買えば良いのか分からないのは当然のことです.
そんなときに強い味方、技術専門雑誌
つよい味方は技術専門雑誌です.
その理由は
- 薄く広い情報が書かれている.
- その時期に旬な情報が書かれている.
何もわからない状態で「薄く広い」情報は有益で、広い情報の中で自分の必要とするヒントが見つかる可能性が高いと言えます.
そして、とっかかりが見つかれば、こっちのモノ.
その記事を足掛かりに深堀するものよし、さらに幅広い知識を得るのもよし.
とにかく、その最初のとっかかりを手にするまでが大変です.
技術専門雑誌はそんなときにうってつけです.
ネットの情報で十分じゃないの?
…という声も聞こえてくるかもしれませんが…
ネットで技術情報を調べるのは便利なんですけど、その中から必要な情報を取り出すのはある程度の経験が必要だと思ってます. 玉石混交, まさにこの言葉通り.
雑誌は編集が入っていて記事の内容が検証され、読みやすさ、分かり易さに工夫がされているので、まず最初は情報のソースとして雑誌を選ぶのが良いかなと思ってます.
技術雑誌には旬な情報が満載
雑誌の良いところのもう一つは、情報がアップデートされること.
その時代の旬な技術情報が紹介されることでしょうね.
雑誌を手にした時点では自分には関係ないことかなぁ、なんて思ってもしばらく後で役に立つことが良くあります.
新しい技術単語を聞いても、全く知らないのと雑誌で見て知っているのでは大きな違いがあると思います.
ともかく、雑誌を定期的に読む、読まない、というところで大きな差が出てるのは事実です.
雑誌の読み方
雑誌買ったら、全部読んで理解する必要は無い、と思ってます.
そもそも全部理解できたらかなり大したものです.
そういう私も読んで全部理解できる記事は多く無いです…
ただ、新刊号が来たら「パラパラ」と全部一度眺めてみます.
そこに良く出てくるキーワードだけは覚えておきます
あとで仕事の中で新しいキーワードが出てきたら、
おや?この言葉、あの雑誌のどっかに書いてあったな
そうなればしめたもの、その号を探してそれをきっかけに調べて行けば良いかと.
あと、新刊号が出たらしばらく持ち歩くこともお勧めします.
何かの待ち時間にパラパラ眺めてみる. これだけで結構勉強になります.
あと、雑誌の人気コラムだけは欠かさず読む、という読み方も「あり」だと思います.
定期購読のススメ
書店に行って自分に関係ありそうな号だけ買う、という買い方もあります.
ただ、仕事の内容が変わって、「あ、あの号に新しい仕事に関係する記事が載ってたのに…」と買わなかった号に欲しい情報が掲載されていること、よくあります.
また、まだ経験の浅いエンジニアが雑誌の内容を見て必要かそうじゃないかを判断するのはなかなか難しいかと思います.
ということで、1年限定でもよいので定期購読することをお勧めします.
とくに4月号はフレッシュマンに向けた記事が良く掲載されているので、4月号からの購読を強くお勧めします.
個人的にお勧めの雑誌は Software Design (ソフトウエアデザイン)
技術評論社のOSとネットワーク、IT環境を支えるエンジニアの総合誌、Software Design を個人的にはお勧めします.
組込みソフトウェアを生業としているワイですけど、ネットワーク寄りのプログラミングをしているのでこの雑誌がとても参考となります.
ハードウェア寄りのソフトウェアエンジニアには Interface をお勧め
ハードウェアを制御するドライバを開発される方々には CQ 出版社の Interface をお勧めします.
定期購読はオンライン書店が便利
昔々、近所の書店が毎月家まで届けてくれたのを思い出しました. 古き良き時代.
今はオンライン書店 Fujisan を利用してます.
毎月々送られてくるのは便利.
定期購読を始めると期間限定で割引もありますのでお得です.
下の画像はSoftware Design のFujisan による定期購読のリンクになってます.
ひとつ問題が…
定期購読続けると雑誌がたまってきます.
それは一つの財産にもなるんですが、2年経ち、3年経つうちに部屋を占領することになります…
これをどうするか…が問題なんですが、この話は後日
では.