12月の初旬に夫婦で東京観光に行ってきました.
のちほど観光した話を書きたいと思いますが、偶然にも経堂五丁目特別保護区の秋の一般公開を見ることが出来ました.
その話を書きます.
経堂五丁目特別保護区
世田谷区のホームページによると,
世田谷区には、みどりの生命線である国分寺崖線をはじめ、まとまった樹林地や豊かな湧水が数多く残されています。このうち、樹林地や水辺地、動物生息地が一体となった土地で自然的社会的諸条件から特に保全する必要があると認められた民有地について、区では「みどりの基本条例」に基づき、「特別保護区」に指定しています。
世田谷区ホームページ 特別保護区 制度の概要より
とあり、世田谷区には4つの特別保護区があり、その中、経堂五丁目特別保護区の秋の一般公開を偶然通りかかって見ることができました.
住宅地のど真ん中の世田谷区・経堂にこんな自然豊かな保護区があって、春と秋の一般公開日以外は立ち入り禁止となっていることにまず驚きます.
保護区の面積は1,817平方メートル、544坪、テニスコート7面分といえばその広さが分かるかと.
ちょうどそこを通りかかった時に、偶然にも一般公開しているのを知りました.
住宅地のど真ん中と思えない景色
まず目についたのが紅葉したモミジ.
お天気に恵まれてお日様に照らされた色は素晴らしいの一言.
場内には保護区内の植物の解説があり、とても為になります.
センリョウという名は知ってましたが、マンリョウというのは知りませんでした.
これは解説によると、茎の先端に実をつけるのでセンリョウですね. (…で、いいはず)
これは何だろう、ちょっと解説を見落としていました…
変わった形の実をつけるのはムサシアブミ.
伝説の池、ダイダラボッチ池
保護区の真ん中に伝説の池、ダイダラボッチ池があります.
もののけ姫にも出て来た伝説の巨人、ダイダラボッチが歩いて出来た池、とされてます.
湧き水ではなく地面に浸透した雨水がたまってできた池、だそうです.
水が澄んでいてとても綺麗.
住宅地の真ん中にある保護区、とても静かでここだけゆっくりと時間が流れるような気がしました.
これだけの広い土地の自然をそのまま保護している世田谷区の取り組みは素晴らしいと感じると同時に、かつなんとも羨ましさを感じた今日このごろです.
偶然ではありますけど、とても良い経験が出来ました. 機会があれば春の一般公開も見にって観たいものです.
では.